うめです、こんばんわ。
昨夜は中目黒のTRAVEL CAFE BLISSで行われた、
須田誠さんのフォトワークショップ(第二期生)に参加してきました。
http://travelfreak.jp/?page_id=31
須田さんとは5年前、私が須田さんのトークライブを企画したのをきっかけに
今もありがたいことに縁が続いています。
当時「少年よ、就職なんかするな、旅に出よ。」という須田さんの言葉は
未だに鮮明に残っています。それで旅とカメラを始めた私でしたが、
それでもやっぱり保守的だったので就職をしたわけですね、
でもほら、旅をして、ファインダー越しに私は見たんです、
東京では見たことのない、あたたかな風景を。お金ではない幸せを。
そして感じたこと、「貧富の差も、男女も、年齢も関係なく、そして何かをしようとしまいと、有名になろうとならまいと、成し遂げようと成し遂げなかろうと、人は【生きている】。そして全ての生命は【死】に向かっている。」
私は「どうせ死ぬなら楽しいと思えることをしながら、毎日過ごそう」と思いました。
そういう気持ちが根底にあったので、会社を辞めたんだと思います。
旅とカメラ、これが私の生き方を大きく変えました。
そして今回参加したワークショップでの須田さんの言葉、
「写真にはその人の生き様が出る。生き方があやふやでは、良い写真は撮れないよ。
気持ちよく生きることです。」
「崖から飛び降りれば誰かが助けてくれます。
崖の上から望遠レンズで幸せを撮ろうとしても本当の写真は撮れません」
そして一番心に残っているのは「自分の気持ちの変化を見逃さないこと」
Look, Feel, Imagine, Takeの須田式写真術における大切なポイントです。
自分の気持ちなのに見逃すことってあるんですよね、
ともすれば無意識のうちに自分に嘘をつくこともある、壁をつくって、言い訳して。
でももっともっと素直に、自分の気持ちそのままに、人は生きていいんだと思います。何の防御も攻撃技もなくたって、あなたに信じるものがありさえすれば、十分に強く、傷つけられないはずですから。