歴史ある増上寺の普段はなかなか入ることができない光摂殿 大広間で装飾をさせていただきました。
音*お茶*お寺『極楽なひととき』 今回でvol.8となる定期開催イベントです。
レコーディングエンジニアの山口泰さん、薬膳茶師 田島 庸喜さん、浄土宗僧侶であり増上寺録事 吉田龍雄さんが主催されています。
お寺で音楽を聴き、法話を聞き、お茶を楽しむというなんとも珍しいイベントです。
光摂殿広間には、弥勒菩薩像や120名の日本画家によって描かれた天井絵、岡信孝画伯によって描かれた襖絵「清香天華図」、杉戸絵「厳峰日月」などが飾られています。
普段近くで見ることができない素晴らしい品々に囲まれての作業は身が引き締まる思いでした。
今回のイベントのテーマである「諸行無常」を表現するため 初めて影絵という手法に挑戦しました。
弥勒菩薩像の目の前に桜の生けこみ、お花見をする弥勒菩薩像を。
両側の障子には植物の影絵を演出しました。
イベントもしっかり楽しませていただきました。
貴重な経験、本当にありがとうございました。
照明協力:Mirrorbowler