作業場をつくり始めて、一か月が過ぎました。
完全に俺達の手作りの作業場です。
本当に愛着が湧く。
ガラス張りのおかげで、たくさんの人が見てくれます。
ただ、
おそらく通りすがる全ての人が、何ここ?
って疑問に思っていると思います。
「何屋さん?」
って聞かれるたびに、俺と梅は「一応花屋です。」
と答え続けた。
「花屋」?
これには多少疑問は残るが、人に説明するには、それが早いと思ってそう答え続けた。
「この辺、花屋ばっかり…。」
なんて声も聞こえるくらい代々木上原には、花屋があるらしい。
ちょっと強気なことを言わせてもらえば、正直関係ないです。
人に何を言われても、俺たちは俺達のやりたいようにやる。
本当にそれだけなんです。
この場所何?
一生そうやって言われるくらいでちょうどいいと思ってる。
一目瞭然「花屋」より100倍いいです。
俺達は「あーあるある」みたいなことするとつもりないですから。
あくまで「花屋」の仕事もするってこと。
花屋自体は好きですよ。
俺も、きっと梅も。
けど、好きなだけで、自分たちが同じカテゴリーの中に入りたいわけじゃない。
区分として花屋と言われても構わないが、俺達は俺達のやりたいことを追求するのみ。
その結果が花屋ならそれでもいい。
それがフラワーアーティストでも構わない。
ただ、それは人がそう呼ぶだけで、俺たちはあくまで、桜と梅の最強コンビであると明言しておく。
一か月、たった一カ月。
たったそれだけの時間だが、俺も梅も色々考えた。
個人でも二人でも。
この色濃い一カ月を終えて明日からは4月となる。
オーダーはすでに多数の予約が入り、撮影などの動きも始まり、イベントの企画も進んでいる。
作業場も完成ではないが、日々少しずつ進んでいる。
この場所で起こる全てが新しい。
4月のネノウワサは「動」を意識しての活動になります。
ご期待下さい。
桜