3月10、11日。
日比谷公園でのPeace On Earthにて、追悼ドームをつくらせていただきました。
無数のキャンドルと桜を希望の象徴にしてつくりあげた献花、献灯のドーム。
たくさんの祈りが、桜の木を昇り、天まで届くようにとの想いを込めてつくりました。
多くのことを目指してつくったというより、本当に「届け」という想いのみでつくりあげたもの。
そこに寄せられた数千本のお花たち。
それらを大切に花束へとまとめさせていただき、桜木の下へと集めました。
祈りは希望となって空へ。
うまく言葉には出来ないけれど、「祈り」が空に舞ったような気がしたんです。
それはキャンドルが空に浮いているからとかではなく、感覚として。
その瞬間初めてこのドームの大きな意味を知ったような気がします。
僕らがここに立っている意味も。
空を舞うキャンドルの灯。
その中心を昇る桜。
想いのつまった数千本の花。
無数に灯された蝋燭。
「個」が「全」になった瞬間。
「祈り」は「希望」になったんだと思います。
その希望は必ず誰かの元に届く。
それをなぜか知らないけれど、僕は実感しました。
たくさんの方とつくりあげたこのドームは「希望」です。
今なら確信をもってそう言えます。
本当にありがとうございました。
そして、あらためまして被災された方々へ、心よりお見舞い申し上げます。
Peace On Earth
http://www.peaceonearth.jp/
ドーム協力
ReNature
http://renature.jp/
Greenbecks Masa×櫻田博嵩
写真協力
平塚 翔 http://sho.suichu-ka.com/
柏原 彰太